キャバ嬢枕

こんにちは!元キャバ嬢のエリーです。

みなさん、枕営業についてどう思いますか?

キャバ嬢をしていると、お客様から体を求められることは日常茶飯事です。

トークだけでお客様をつなぎ止めるのって、とても大変ですよね。

「少し我慢すればお金になるならよくない?」「せっかく取れた指名を逃したくない」などという考えが、一度くらい頭をよぎったことがあるのではないでしょうか。

今回は、気になるキャバ嬢の枕営業についてまとめました。

秘められし枕営業の実態から、メリット・デメリットまでご紹介します。

「枕営業をした方がいいのかな?」「もう枕に頼るしかないかも……」とお悩みの方の参考になれば幸いです。

目次

キャバ嬢の枕営業の実態

キャバ嬢の枕営業の実態

結論からいうと、キャバ嬢の枕営業はあります

私が現役時代の時も、噂をよく聞いたものです。

実際、枕営業をしている仲間もいました。

実は、既婚者の男性がキャバ嬢とホテルに行っても、男性の奥さんは慰謝料を請求することができなかったという裁判事例があります。(2014年)

キャバ嬢の枕営業は不貞行為ではなく、営業努力とみなされたのです。

裁判官は「水商売の女性が枕営業をするのはよくあること」と発言しました。

しかし、みんなが枕営業をしているというわけではありませんよね。

する子はするし、しない子はしない。

だから、あなたがやるかどうかは、あなた自身が決めることです。

他人の様子を見て決めるものではありません。

枕営業のメリット

枕営業のメリット

キャバ嬢が枕営業をするのは、メリットがあるからですよね。

具体的にどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

楽に指名がもらえる

枕営業の最もたるメリットといえば、簡単に指名がもらえるということです。

普通、指名をもらうためには血のにじむような努力が必要です。

外見を磨き、トークを磨き、抜かりなく顧客管理をして、営業をして……。

1本の指名を頂くのに、ものすごい労力を使います。

これはみなさんも経験があるので、どれだけ大変か分かりますよね。

しかし、枕営業ならこれらの地道な努力をすっ飛ばして、指名をもらうことができるのです。

なぜなら、お客様のほとんどが「キャバ嬢とエッチしたい」と思っているから。

キャバ嬢を抱くという目的を達成するためなら、簡単に指名してくれます。

要望を聞き入れてもらいやすくなる

枕営業をすると、ちょっと無理なお願いも聞き入れてもらいやすくなります

「高級シャンパンをおろしてほしい」「ハイブランドの新作バッグをプレゼントしてほしい」などなど。

「あなたと寝てあげたんだから」「〇〇してくれなきゃ、もうホテルに行かない」といった言葉を使ってお客様を巧に操っていけば、要望は叶えられるでしょう。

それほど、キャバ嬢と寝るというのはお客様にとって大きな欲望なのです。

枕営業のデメリット

枕営業のデメリット

枕営業のメリットについてご紹介しました。

「枕営業っていいことしかないじゃん!一瞬の我慢で、楽に稼げるなら最高じゃない?」と思った人もいるかもしれませんね。

しかし、甘い話には必ず罠があります。

ここからは、枕営業のデメリットを見ていきましょう。

すぐ指名が切れる

簡単に手に入れたものは、簡単に失います。

枕営業は楽に指名をもらうことができますが、お客様が離れていくのも早いです。

というのも、お客様は「キャバ嬢と寝る」という目的を達成すると、満足してしまうから。

今までは手に入らないあなただからこそ、価値を感じていました。

しかしいったん自分のものになってしまったら、だんだん魅力的に思えなくなってきます。

あなたも、店で見て一目ぼれしたブランドものを家に持ち帰ったら、なんだか素敵に思えなくなったという経験がありませんか?

人は、手に入らないものに価値を感じるのです。

弱みを握られる

枕営業をすると、間違いなく弱みを握られます。

「俺と寝たことバラされたくなければ〇〇しろ」「〇〇してくれないなら、噂を流すぞ」などと、脅されることがあります

枕営業をする前までは、キャバ嬢の方がお客様よりも心理的立場が上でした。

自分への恋心を利用して、相手をうまくコントロールできたのです。

しかし枕営業をすると、それが逆になってしまいます。

こうなるとあなたらしい接客ができなくなり、精神的にも追い込まれてしまうでしょう。

接客に悪影響が出る

実際お客様に枕営業をバラされたわけではなくても、常にソワソワしてしまうようになります。

「枕営業したことが他の人にバレるのではないか」

「今夜も枕を迫られたらどうしよう……」

不安でいっぱいになってしまい、接客にも悪影響が出ます。

目の前のお客様に集中できなくなってしまい、成績も伸び悩み始めるでしょう。

自分の不安が自分を苦しめてしまうのです。

噂が出回る

いったん枕営業の噂が出回ると、あれよあれよという間に広まります

お客様間で噂になるのはもちろん、ネットに誹謗中傷を書きこまれてしまうことも。

お客様だけでなく店の従業員や女の子達の間にも噂が広まり、居心地が悪くなるのは言うまでもありません。

私の周りでも女の子の枕営業の噂が出回ると、その子に対する周囲の態度は一変したものです。

体に頼らず頑張っているキャバ嬢からしたら、枕で簡単に指名をとるキャバ嬢に対していい気持ちはしませんね。

枕でしか指名を取れなくなる

お客様に弱みを握られ、噂が出回った時点で、枕以外の自分の魅力でアピールすることが難しくなってきます。

「あの子は枕してくれるらしい」と思われ、下心のあるお客様ばかりが集まるようになります。

「他の客には枕してるんでしょ?」

「君は体で売っていかないとダメだよ」

こんなことを言われるようになり、何人ものお客様の要望を受け入れないといけなくなってきます。

枕営業がバレると、それまで純粋に指名してくれていたお客様が切れることもあるでしょう。

そうなると売上が下がって焦ってしまい、枕営業で売上を上げなければいけないという悪循環に陥ってしまうのです。

軽い気持ちで枕営業をしてお金を稼げても、知らず知らずのうちに負のループに入ってしまい抜け出せなくなります。

メンタルが病む

一度負のループに入ってしまうと、そこから挽回することは難しくなります。

最初は1人にだけ枕営業をしたとしても、いつの間にか枕営業でしかやっていけなくなってきます。

とりあえず体を売れば指名がもらえ、お金が入るでしょう。

しかし、自分の欲を満たしたお客様は数か月で離れていきます。

本当の意味でいい関係を築いていくことができないのです。

「私って体以外の魅力がない女なんだ」

「私って性欲を解消するためだけの女なんだ」

と思ってしまい、メンタルはズタボロになります。

それでも枕営業をしますか?

それでも枕営業をしますか?

私は「枕営業は絶対にダメ!」と思っているわけではありません。

枕営業が自分の性格やスタイルに合っていて、楽しく営業できるならいいと思っています

  • 好きでない人と寝ることに全く抵抗がない
  • 噂が出回っても全く気にならない
  • 体目当てで来られても全然OK
  • 目的のためなら手段は選ばない

こんな風に考えられるメンタルの強い方は、枕営業もありでしょう。

むしろ開き直って枕を公言してもいいくらいです。

結果が全ての夜の世界ですから、それで目標を達成できるなら素晴らしいと思います。

ただ、あなたが私のようにメンタルが弱くて不安になりがちな性格なら、枕営業はおすすめしません

「楽したい」「お金がほしい」と軽い気持ちで始めた枕営業が、自分の首を締めてしまわないよう、よく考えてくださいね。

枕営業をせずに売れるには?

枕営業をせずに売れるには?

ここまで読んで、多くの女の子は「枕営業はやめておこう」と思ったのではないでしょうか。

しかし、枕営業をしないと決めたならば、それ以外の方法で売り上げを伸ばしていきたいと考えますよね。

残念ながら「これをすれば売れます!」というテクニックは存在しません。

そんなものが存在するのであれば、世の中のキャバ嬢の全てが売れっ子になっています。

売れ方は人それぞれなので「自分だけの売れ方」というのを手探りで見つけていくしかないんですね。

しかし、これを見つけるまでが本当に長い道のり。

手探りでなんとなくやっていくのは、地図なしで大海原を旅するようなものです。

目指す場所へ導くお手伝いをしてくれるのが、キャバ嬢専用の顧客管理アプリです。

「こうしたら売上が上がるかも」という仮説を立てて、それを実行する。

仮説があっているかどうかチェックしたりデータをとったりして、改善を重ねていく。

その地道な努力だけが、唯一の売上を伸ばすテクニックといえるのです。

顧客管理アプリは、枕営業のように取り入れたからといってすぐに指名がもらえる魔法のツールではありません。

しかし「あなたの売れ方」を探す大きなヒントになってくれるのは確かでしょう。

インストールなしでLINEで友達追加するだけで始められるので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

キャバ嬢の枕営業はおすすめしない!苦労して得たものは揺らぎません

キャバ嬢の枕営業はおすすめしない!苦労して得たものは揺らぎません

キャバ嬢の枕営業についてご紹介しました。

結論、枕営業は相当メンタルの強い女の子でなければおすすめしません。

苦労せず手に入れた栄光はすぐに消え去るもの。

地道な努力を重ねて得たものは、簡単に揺らぐことはありませんよ。

記事がためになったと思ったらシェアしてくれたらめちゃくちゃ嬉しいです。