キャバ嬢はアフターするべき?見込み客の見極め方と次回来店につなげるコツ
こんにちは!元キャバ嬢のエリーです。
「1円にもならないアフターなんて行きたくない!」
これがキャバ嬢さんの本音かもしれませんね。
「次に来てくれそうだったから付き合ったのに、その後音沙汰なし…」なんてことになれば、何のために睡眠時間を削ったんだと自分を責めたくなる気持ちはとても分かります。
私も、深夜4時までアフターに付き合ったのに、次の来店でなんと別の子を指名されるなんて衝撃の出来事も経験しました…
しかし、1回のアフターがとんでもない太いお客様とのお付き合いの始まりになることも!
アフターが次回来店につながるかどうかは、ポイントを押さえる必要があったんです。
今回はどんなお客様とアフターするべきなのか、どうすれば気に入ってもらえるのかを徹底解説します。
上手にお断りする方法まで大公開!
大変なアフターですが、コツを掴めば省エネしつつ売上を伸ばせますよ。
目次
キャバ嬢はアフターに行くべき?
お金になる同伴と違って、アフターは給料が発生しません。
アフターするべきかどうか、迷っているキャバ嬢さんも多いでしょう。
結論から言うと「どちらでもいい」です。
したければすればいいし、嫌ならしなくてもいいのです。
アフターを上手に活用できるかどうかは、人によって向き不向きがあります。
ただ、大切なのはスタンスをはっきりさせておくこと。
「アフターはしない」と決めたのなら、しないことを貫く。
「アフターをがんばる」と決めたのなら、徹底的にがんばる。
中途半端にするのが、一番効果が出ないのです。
アフターに行くべきお客様の見極め方
アフターは義務ではないので、断っても問題ありません。
しかし、アフターに付き合うことで思いもよらないリターンがあることも事実。
アフターで気に入られ、太客を手に入れられることもあるのです。
アフターに付き合うべきお客様、付き合う意味がないお客様の見極め方をご紹介します。
自分の時間を大切にし、体力を温存するために知っておいて損はありません。
いつもお金を使ってくれている
まず、いつもお世話になっているお客様であれば付き合ってあげましょう。
普段お金を使ってもらっているなら、お礼として行くのはありです。
しかし、頻繁に付き合わなくても大丈夫。
普段はアフターに誘ってこないお客様が珍しく誘ってきた、という場合のみでOKです。
アフターが大好きで、アフター目的で飲み歩いているような方の相手をする必要はありません。
他の店の指名嬢と行ってもらいましょう。
こういう時のために、お客様があなたにどれだけお金を使ってくれているか把握しておく必要があります。
顧客管理アプリを使えば、1発でお客様のあなたへの売上貢献度が分かりますよ!
かなり気に入ってくれている
フリーで初来店のお客様からアフターに誘われたら、行くかどうか迷いますよね。
もしかしたら、今後指名客になる可能性があるからです。
その場合、あなたをかなり気に入ってくれているかどうかを基準にしましょう。
「アフターしよう」と言われる=気に入ってくれたということではありませんよ。
飲み足りなくて、飲みなおしに付き合ってくれる女の子を手あたり次第探しているだけかもしれません。
要は「付いてきてくれるなら誰でもいい」ということなのです。
- 場内指名を入れてくれた
- お客様の方から連絡先を聞かれた
- 他の子には一切興味がなさそう
これらは必須条件です。
「アフターしてくれたら指名する」と言わない
お客様の中には「アフターしてくれたら、今度指名するよ」と言う方がいます。
しかし、この言葉を信じてはいけません。
私の経験上、8割は嘘ですね(笑)
たまに本当に気に入ってくれて、指名してくれることもありますが…
女の子を試すような口ぶりの方は、いいお客様になることは少ないです。
自分の利益優先で、思いやりがない方が多いです。
こんな風に言ってくる方には「じゃあ今度指名で来てくれたら、アフターしましょう♪」とかわしましょう!
立場が逆転します。
高い店を提案してくれる
アフターの店として、高級店を提案してくれる方には付き合ってもいいでしょう。
単純にいい店に行けるというメリットがありますが、それが目的ではありません。
アフターで高い店に連れて行ってくれるということで、次のようなことが分かります。
- 「高い店に連れて行きたい」と思うほど気に入ってくれている
- 経済的余裕がある
- 店内で嫌なことをされる心配が少ない
キャバクラでたくさんお金を使った後なのに高級店に行けるということは、かなりお金に余裕があるということです。
そして、そこにあなたを連れて行きたいと思うほど、あなたに価値を感じてくれているということ。
今後の可能性に期待して、付き合うのはありでしょう。
高級店は落ち着いた店が多いので、お触りや罵声を浴びせるといった不快なことをされる心配も少ないです。
安心してアフターを楽しめますよ!
遊び慣れている
アフターに行く相手は、遊び慣れているお客様がおすすめです。
アフターとはどんなものなのか、ちゃんと分かっている人が多いからです。
女の子には給料が入らず、好意で付き合ってくれるということをちゃんと理解しています。
遊び慣れたお客様ほど、帰りに「今日は遅くまでありがとう」とタクシー代を渡してくれることが多いです。
女の子が仕事で付き合ってくれていると理解しており、無理に引きとめることもありません。
一方、キャバクラ初心者の人はアフターのシステムを分かっていないこともしばしば。
「アフターってお持ち帰りできるんでしょ?」と、謎の勘違いをしている方もいます。
こういうお客様ほど、女の子をベロベロに酔わせたり触ってきたりするんです。
普段から飲み歩くのが好きで、夜の店での遊び方を熟知している方の方が安心です。
アフターを次回来店につなげるコツ
あなたがアフターに付き合う理由はなんですか?
もちろん「次回来店につなげたいから」ですよね。
次がないにもかかわらず、お金ももらえない上に睡眠時間も削られるアフターに付き合いたい人はいないでしょう。
次回来店につながるようなアフター中の振る舞いをチェックしましょう。
お客様を待たせない
基本的に店が終わってから待ち合わせすることになりますが、お客様をできるだけ待たせないように意識しましょう。
あまりに待ち時間が長いと、お客様はイライラしてしまいます。
閉店後にミーティングがある場合もありますが、可能であれば早退を申し出てください。
ドレスを私服に着替え、化粧直しをする時間も最短で済ませます。
アフターするとあらかじめ分かっている日は、一瞬で着替えが完了するワンピースがおすすめです!
きちんとした服装で行く
アフターには、女性らしく清潔感のある服装で行きましょう。
いつ誘われるか分からないので、出勤時の服装はきちんとしたものにしておかなければなりません。
出勤したら可愛く着飾るのに、出勤時はダルダルのスウェットのキャバ嬢さんは多いです。
ぶっちゃけ、みなさんの周りにもいますよね?(笑)
店で可愛いと思っていた子が、アフターでダサい格好をしていたらお客様はがっかりです。
一気に夢が壊れてしまうでしょう。
「家に帰るまでがキャバ嬢」ですよ!
アフター用の店を用意する
アフターに使える店をいくつかピックアップしておくと、メリットがあります。
- 知っている店なので安心感がある
- お客様が店を考える面倒がない
- セクハラ防止
お客様に連れられて行った店の雰囲気が合わなくて、そわそわしてしまうと楽しめません。
せっかく次回来店につなげるためのアフターなのに、これでは本末転倒です。
遅くまで営業している店を知らないお客様や、県外から来たお客様には、こちらから店を提案してあげると喜ばれるでしょう。
また、オーナーと仲良くなっておけばセクハラされた時に助けてもらえます。
味方が近くにいる状態でのアフターなら、気負わず楽しめますね。
個室には行かない
同伴での個室はいいですが、アフターでの個室は避けた方がいいです。
アフターの時間は深夜。
お客様は、長ければ6時間近くお酒を飲み続けています。
どんなに紳士的なお客様であっても、酔った勢いでたがが外れてしまうかもしれません。
一度きまずい雰囲気になると、次回来店どころではなくなります。
おすすめはカウンターの店です。
お客様と距離は近くても、店の人全員が監視の役割を果たしてくれますよ!
お客様も満足する上に、女の子の安全も守られます。
終わりの時間をあらかじめ伝える
アフターに行く時は、帰る時間を改めて伝えておくことが重要です。
「明日早いので、〇時までだったら大丈夫です!」「〇時まででよければ、ぜひ行きましょう!」誘われた時に、このように伝えてください。
アフターは同伴のように「〇時までには入店すること」という決まりがありません。
ダラダラといつまでも付き合うはめになれば、疲れてしまいますよね。
それなら自分で時間制限を設ければいいのです!
また「もう少し話す時間がほしかったな」とお客様に思わせるくらいの方がいいのです。
1回のアフターで満足させてしまうと、次回来店につながらない場合があります。
ドラマがいい場面で終わると、続きが気になりますよね。
それを意識して「ちょっと物足りない」というくらいで切り上げましょう。
その場で同伴の予定を入れる
アフターに行ったら、その場で同伴の予定を組みましょう!
お客様もだいぶ酔っているので、こちらから誘いやすいはず。
「アフターに付き合ってくれたから」と、お礼に同伴してくれる可能性大です。
しかし、お客様によっては忘れてしまう人がいるんですね。
飲みすぎで記憶をなくしているのです。
当日ドタキャンされないためにも、必ずアフター翌日にフォローの連絡を入れてください。
「〇〇さん、昨晩はありがとうございました!〇日の同伴も楽しみにしていますね♪」
「そんな約束した⁉」と言われるかもしれませんが、強気でいきましょう(笑)
男性って意外と義理堅いので、しぶしぶでも約束を守ってくれるんです。
レア感を出す
アフターする時は、普段はアフターしないキャラだと伝えましょう。
お客様に特別感を感じてもらうのです。
それに「この子はアフターOK」と思われたら、今後も頻繁に誘いが来るかもしれません。店には来ないのに、閉店後の時間に誘われてしまうようになる可能性もあります。
- 普段アフターにはあまり行かない
- あなただから付き合った
この2点を伝えて、お客様を喜ばせると同時に予防線を張っておきましょう。
しかし、同伴は逆です。
同伴の場合は、いつも同伴しているキャラを演じる必要があります。
指名が増える同伴のやり方にについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
アフターの上手な断り方
アフターはサービス残業のようなもの。
見込みがあるお客様なら付き合ってもいいですが、そうでない場合はお断りしましょう。
アフターで睡眠不足になり、コンディションが落ちればいい接客ができません。
できるだけお客様を傷つけず、上手にお断りする方法をご紹介します。
「朝が早いの」
「昼も働いている」と言っているなら、朝が早いことを言い訳にしましょう。
これは定番ですね。
大抵のお客様は、断り文句だと察してくれます。
しかし、しつこい方や横暴な方は食い下がりません。
「朝が早いって言うけど、前に土日休みの仕事って言ってたよね?明日土曜日だよ?」
「昼職してる他の子だって、ちゃんとアフターに付き合っているんだぞ!お前はキャバ嬢失格だな」
こんなことを言われることもあるかもしれません。
イライラしますよね(笑)
でも、落ちこむ必要はありませんよ!
こんなお客様とアフターに行ったところで、何もいいことはありません。
適当に笑顔で受け流しておきましょう。
今後いいお客様になることはないのですから。
「実家暮らしだから」
「実家暮らしで親が厳しいから、早く帰らないといけない」も「朝が早い」と同じくらい定番の断り文句です。
嘘だと知っているお客様もけっこう多いです(笑)
普段から実家暮らしだと言っておかないと、通用しない言い訳ですね。
またこの断り文句を使うなら、全てのお客様からの誘いを断らなくてはいけません。
「実家暮らしだからアフターは禁止されている」と言っていた女の子が、他のお客様とアフターしている場面を目撃したら気分を悪くするでしょう。
つまりこの文句を使うなら、アフターはできなくなるということです。
「同伴してくれたらアフターするよ」
小悪魔系の嬢、ザ・プロ感溢れる嬢におすすめの断り方です。
「いきなりアフターに誘うなんて、ありえなーい!最初は同伴からでしょ♡」「同伴してくれなきゃ、アフターしなーい♡」できるだけかわいく、おねだりするように言ってみましょう(笑)
偉そうに言うのはNGです!
しおらしい女の子が好きなお客様にはウケが悪いかもしれませんが、意外と女性のわがままに弱い男性って多いんです。
私もだいたいこの断り方をしていましたが「エリーちゃん、プロだな~(笑)じゃあいつ同伴する?」と返されることがしょっちゅうでした。
お客様が怒ったことは1度もありません!
「私アフターはしない主義だから」
個人的には「アフターしないキャラ」を貫いてもいいと思います。
特にあなたがそれなりに人気があるなら、あえてアフターしないという選択もありです。
「〇〇ちゃんは、簡単には連れ出せない」「やっぱり〇〇ちゃんには、お金を払わないと会えないんだ」と思ってもらえた方が、自分の価値が上がります。
私の周りの人気嬢も、ほとんどアフターしない子ばかりでした。
付き合うのは、お礼のチップをもらえる場合のみ。
自分を安売りしない態度も重要なんですね。
「みんなを誘ってるんでしょ~」
きっぱり断る効果は薄いですが、なんとなく逃げ切りたいという場合におすすめの言い方。
笑顔で適当にあしらいましょう。
「またまた~。〇〇さん、そうやってみんなを誘っているんでしょ?私は騙されないよ~。〇〇さん素敵だから、私のめりこんじゃうかもしれないしね♪」
いかがでしょうか?
これはクラブのママがよく使っていたお断りテクニックです。
お客様を傷つけないどころか、さらっと自尊心を上げるようなことも言っています。
断られたのに気を良くしてしまう殿方が続出するでしょう。
遊び慣れている色男の男性には特に効果的。
ただ、夜遊びに不慣れで「勇気を出して女の子を誘いました!」といった感じの真面目なお客様にはしっくりこないかもしれません。
お客様の見極めが重要ですね。
アフターは無理に行く必要なし!今後につながるか見極めよう
アフターは無理に行く必要はありません。
次につながりそうなお客様を見極めて、次回来店してもらえるような工夫をしていきましょう。
あなたの大切な時間は、大切なお客様のためだけに使ってくださいね。
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